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2010年12月17日金曜日

受けとめることの難しさ

批判されて喜ぶ人はいない。でも批判をしっかりと
受けとめることは大切だと思う。

でも、批判はやはり耳が痛いし、批判する相手に
怒りを感じることもある。

批判する相手の話をしっかりと聞き受け止めることが
僕にはまだまだ難しい。

批判に対する批判をすぐに返してしまったり、頭の中
で一生懸命反論の仕方を考えていたりする。

授業の前に僕に批判的なメールを見てしまった(実は、
送信者にはそういう意図はなかったのだが、その
ときはそう感じてしまった)。心は平常心を失った。

これはまずいと思い、少し呼吸法をやった後で鏡の前
でカルカッタ笑いを一生懸命やっていたら、学生が入って
きて研究を手伝ったお礼にお菓子を持ってきてくれた。

先々週授業で、小学校に行き留学生たち(日本人学生
を含む)が国際交流をした。そのお礼がお菓子だった。

そこで、急遽飲み物を買ってきて授業でお菓子を食べ
ながらこれまでの授業の振り返りを行った。

そんなことをしているうちに、僕は平常心を取り戻すこと
ができた。

授業では、学生たちがこれまでの授業を振り返りながら、
僕に感謝の言葉を述べてくれた。とても幸せな気持ちに
なった。

僕は授業が終わったあとの幸せな気持ちのまま、メールの
送信者に対して返事を書いた。とても素直に自分の気持ち
を書くことができた。結果的に信頼を取り戻すことができた
と感じた。

たとえ批判されても、それをそのまま返すのではなく、自分
の中でしっかり受け止め消化し、温かみのあるメッセージを
返すことによって、流れは変わっていくと思った。

今の僕にとって、それはとても難しいことだが、今回の経験
を糧に、今後チャレンジしていきたいと思う。

そういうチャンスをくれた友に言おう。ありがとう、と。

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