RSSリーダーで購読する


2012年5月28日月曜日

笑い合える仲間

NHKラジオ第一放送の「朝の随想」で毎週金曜日午前7:40から8:00まで
の間に約4分間、自分が書いた随想を朗読している。先週の放送は、
以下のサイトで聞くことができる。下は、先々週の放送の原稿である。
http://www.nhk.or.jp/niigata/program/b-det0003.html

余談だが、日曜日に笑いヨガの体験をしてくださった方から、毎週金曜日の
ラジオ放送を楽しみに聞いていると言われとてもうれしかった(^^)。
感謝!

笑い合える仲間



おはようございます。ハハハ 上越教育大学の田島です。ハハハ

元気に長生きするためには、社会的な繋がりを維持することが、100才を超えた長寿者の研究によって明らかにされています。自分の家族や友人、そして自分が住む地域の人々と気軽に話し合ったり笑い合ったりできることは、とても重要なことだと考えられるようになってきました。

現代社会においては、一般的に女性の方が地域との結びつきが強く、仕事とは関係のない人との社会的なつながりを多く持っています。一方、働き盛りの男性は、仕事における人間関係が社会的なつながりの大部分を占めていることが多く、年をとり仕事を辞めると急に社会的なつながりを失い孤立しやすくなっています。

仕事に定年のある一般的な男性にとって、定年退職は大きな人生の節目になるようです。妻から「濡れ落ち葉」と呼ばれるようになってしまった夫は、まさに社会的なつながりを失った男性なのでしょう。私も他人事ではありませんがハハハ

最近では、仕事一筋に生きる女性も増えてきています。東日本大震災後に結婚を希望する女性が急増したことは、社会的な孤立への危機感が高まったことが原因だと思われます。 日常生活が安定している時には気づかなかった社会的なつながりの大切さが、見直され始めているのだと思います。社会的な動物である人間は、人と一緒に生きることが健康で明るい人生を送るためにとても重要なのです。

笑いヨガを始めてから、これまでには決して会う機会のなかった方々との出会いが増えてきました。仕事ではないのでとても気楽なおつき合いができます。しかも初対面でもすぐに笑い合える関係になれます。ハハハ

自分が笑うと相手も笑ってくれ、それがまた自分に返ってきて喜びに変わります。その繰り返しが一緒に笑い合える仲間としての意識を高めてくれるのです。理由なく一緒に笑い合える仲間がいることはとても有り難いことだと思っています。

私は死ぬまでどのくらいの人と一緒に笑い合えるのでしょうか?とても楽しみです。

さあ、みなさん、今日も一日笑って愉快にすごしましょう。ハハハ

2012年5月24日木曜日

6月6日(水)から教職員向けの自主セミナーがスタート

上越教育大学学校教育実践研究センター主催の自主セミナーの一つとして、
「『笑いヨガ』の学校用プログラムの開発」が6月6日(水)18:30~20:00から
スタートする。3回だけの短いものだが、教職員の方々と一緒に学校用の
笑いヨガプログラムを開発できたらと願っている。

ご興味のある方は、以下のアドレスから申し込んでいただきたい。また、
お知り合いの方で教職員の方がおられたらお知らせいただきたい。

http://www.educ.juen.ac.jp/seminar/public/detail?seminarCd=84&move=2

長岡市で笑いヨガリーダー養成講座を開催

6月30日(土)~7月1日(日)に、「長岡笑いヨガ研究会」の主催で、
長岡市初?の笑いヨガリーダー養成講座が開催される。

会場は、長岡駅のすぐ近くにある「まちなかキャンパス長岡」で、
昨年できたばかりの新しい施設だ。

防音生の高い部屋を確保できたので、安心して大声を出せるし
周りを気にせず集中して笑いヨガに取り組める。

詳細は、ラフターヨガジャパンの以下の案内を見ていただきたい。

http://laughteryoga.jp/leader/2745

昨年上越市で16名の笑いヨガリーダーが誕生したが、長岡市でも
同じくらい、あるいはそれ以上の数のリーダーが誕生することを
願っている。

2012年5月23日水曜日

幸福度の低い国日本

以下は、本日笑いヨガリーダー・ティーチャーのMLに投稿したメールだ。
なぜ、日本人の幸福度は低いのか?よく考えてみる価値のあるテーマだ
と思う。

-------------------------------------------------------------------------------------
みなさん

上越のみんな大好きこうちゃんで~す。ハハハ

みなさん、ハッピーですかあ?僕は毎日かなりハッピーで~す。ハハハ

さて、本日のNHKニュースに日本の幸福度についての報道がありました。
以下は、ニュースの概要です。

「OECD調査 幸福度で日本21位」
「OECD=経済協力開発機構が先進国や新興国を対象に調査した国民
生活の豊かさ、いわゆる幸福度を表す指標で、日本は36か国中21位
となり、「安全」や「教育」の評価は高かったものの「生活の満足度」などは
低いことが分かりました。(以下省略)」
http://goo.gl/pDPW2

OECDによる評価なので、安全は1位になっていますが、震災後の日本人
の意識としては、かなり低くなっているはずです。教育は、2位になっていますが
様々な学校での問題を考えると、?が残ります。

また、「一方で、収入に占める住居費の割合が高いことなどから「住居」では25位、
「生活の満足度」が27位、長時間働く人が多いことなどから「仕事と生活の両立」が
34位などとなっており、幸福度の総合順位で日本は、36か国中21位となりました。」
とあり、仕事と生活での評価が非常に低くなっていますが、これは納得のいくところ
です。

数年前に、東京、北京、ソウル、台北のサラリーマンの帰宅時間を調べた
調査では、詳細は忘れましたが、北京(午後6時)<台北<ソウル<東京(午後10時?)

の順に遅かったことを覚えています。

なぜ、日本人は長時間労働をしなければならないのでしょうか?ここがとても
疑問が残るところですが、たぶんこれには集団主義の影響があると僕は見ています。
みんながやっている(特に上司)から帰れない人も多いと思います。
これは生産効率を考えるととても悪い慣習だと思います。人間関係維持のために
いろいろなものを犠牲にしているのではと感じます。

少子高齢化の進展、デフレの継続などによって、この傾向はますます悪化する
可能性があります。

だから、僕は「笑いが日本を救う!」時代が来るのではと予想しているのです。

笑いは、日本人の集団主義とは、逆の方向を目指す文化でもあります。
みんなと同じでなくてもいい、という発想が笑いヨガ・ラフターヨガにはあります。

ラフタークラブ(笑いクラブ)にもその精神が流れています。

どんどん笑いの輪が広がっていきます。どんどん奇跡が起こります。
ホッホッハハハ

2012年5月20日日曜日

笑いとコミュニケーション

NHKラジオ第一放送の「朝の随想」で毎週金曜日午前7:40から8:00まで
の間に約4分間、自分が書いた随想を朗読している。今週の放送は、
以下のサイトで聞くことができる。下は、先週の放送の原稿である。

http://www.nhk.or.jp/niigata/program/b-det0003.html




笑いとコミュニケーション
 
おはようございます。ハハハ 上越教育大学の田島です。ハハハ
大学の卒業写真に笑顔で写っている人とそうでない人のその後の人生について追跡調査をした研究があります。笑顔だった人の方がより幸せな人生を送っていたそうです。笑顔の人は幸せそうに見えるし人に安心感を与えます。また、そういう人の周りにはいい人が集まりやすくなります。
私は、もともと目が細いので笑うとますます細くなりあまりものが見えなくなります。ハハハ それは無防備な状態であり、急に攻撃された場合には対応できないだろうと思います。また笑うときは自然に腕を広げ胸が開いた状態になります。人が笑うとき、その人は相手を信頼し心を開いて受け入れようとしているのだと思います。
ところで、コミュニケーションにおいては、伝える内容も大切なのですが、それに付随した感情の部分の方がより重要だと考えられるようになってきています。例えば、とても嫌そうな表情と暗い声で「これ大好き」と言ったとしたらどうでしょう。人はどちらを信じるでしょうか。ほとんどの人は、「この人は本当は嫌いなんだろう」と判断するはずです。逆に、とても嬉しそうな表情と明るい声で「これ大嫌い」と言ったらどうでしょう。きっと、「本当は大好きなんだろう」と思うでしょうね。
だから、よく笑い笑顔の素敵な人は、たとえ言葉に出さなくても「あなたのことを信頼していますよ」「あなたに心を開いていますよ」というようなメッセージを相手に伝えていることになるのです。
人は自分に好意を持ってくれる人に好意を持つと考えられています。人に好かれようと思ったら、まず自分が相手を好きになることが大切なのです。人との関係において臆病だった私には、これは結構難しいことでしたが、最近はそれほど大変なことではないように感じています。笑うことで自分の気持ちが明るくなり、それを相手に伝えることによって相手も明るい気持ちになって笑い返してくれる。笑いのキャッチボールは、幸せのキャッチボールでもあるのだと思います。
みなさんにも私の笑いを届けますね。ハハハ
さあ、みなさん、今日も笑って明るく元気にすごしましょう。ハハハ

2012年5月17日木曜日

直江津で「笑いクラブ なないろ」

笑いクラブのメンバーのなおちゃんが先々週から上越市の直江津で
「笑いクラブ なないろ」を始めた。

実施するのは、だいたい第2と第4日曜日の10:00~11:00で、
レインボーセンターの和室を使っている。参加費は、100円で
予約は必要がない。気軽に参加してほしいそうだ。

なおちゃんは、ヨガの先生でもあり、とてもリラックスできるので
お勧めだ(^^)。

早朝の笑いヨガ「あ・さ・わ・ら」

笑いクラブ「奇跡の笑いクラブin上越」のメンバーのお一人である
マッキーさんが、先々週から早朝の笑いヨガを始めた。

名称は「あ・さ・わ・ら」だ。

毎週月曜日の朝5時40分から6時まで上越市高田公園で実施する。
集合場所は第2駐車場だ。

月曜日の朝は休み明けで、なかなか調子が出ない事が多い。

予約なしで誰でも無料で参加できるので、興味のある方は
ぜひ参加してほしい。今のところ、毎回十数名の方々が
集まっている。



2012年5月15日火曜日

笑いとストレス解消

NHKラジオ第一放送の「朝の随想」で毎週金曜日午前7:40から8:00まで
の間に約4分間、自分が書いた随想を朗読している。先週の放送は、
以下のサイトで聞くことができる。下は、先々週の放送の原稿である。

http://www.nhk.or.jp/niigata/program/b-det0003.html

         笑いとストレス解消


おはようございます。ハハハ 上越教育大学の田島です。ハハハ

みなさんは、1日に何回笑いますか?ある研究によると、成人は1日に15回程度しか笑わないそうです。それに比べて、子供は1日に300回から400回も笑うそうです。私も多分子供と同じくらい笑っていると思います。ハハハ

では、笑うとどんないいことがあるのでしょうか?私が最も実感しているのは、ストレスに強くなったことです。教師や看護師など人と関わることの多い仕事は、ストレスがたまりやすく病気による休職者数が一般企業の4倍であるという調査結果も出ています。人間関係におけるストレスは想像以上に大きく、ため込んでしまうと様々な問題が出てきます。

自分を責めるタイプの人は、ストレスがたまるとうつ状態になりやすく、中には自殺する人も出てきます。現在、日本人の自殺者は年間3万人を超えています。これは1日に80人以上の方がなくなっていることを示しています。

一方、他人を責めるタイプの人は、ストレスがたまると攻撃的になり、暴力を振るいやい状態になります。最近、家庭内暴力や児童虐待が急増していますが、それは不況の中で大きなストレスを抱えた大人が増えていることが原因だと考えられます。

本当に幸せな人は、自分を責めたり他人を責めたりすることはありません。では、本当に幸せな人は、何をするのでしょうか?

本当に幸せな人は、自分と同じように人を幸せにしてあげたいと思うようになります。毎日、たくさん笑っていると自然にストレスが解消され気分がよくなり「幸せだなあ」と感じる時間が増えます。

以前は、仕事が忙しくて疲れてくると怒りがたまりやすかった私が今では怒りを感じることが少なくなり、感情的に怒ることが本当に少なくなりました。嫌なことがあっても「ハハハ」と大きな声で笑うことで、すぐに気分を変えることができるようになってきました。

笑いが私の人生をどんどん明るく楽しく喜びに満ちたものにしてくれています。私にとって笑いはまさに「奇跡」なのです。

さあ、みなさん、今日も一日笑って楽しくすごしましょう。ハハハ

2012年5月9日水曜日

思いっきり声を発するというのは、ストレス発散の効果がある

TBSの「はなまるマーケット」で「ストレス」の特集があった。

そこでは、大きな声を出すことによるストレス解消効果が実験とともに示されていた。

「思いっきり声を発するというのは、ストレス発散の効果があると思います。実際に
大声を出したり自分の感情をぶつけるという治療もあるんですが、内的なエネルギー
を声に乗せて外に出すことでストレスのゆがみが戻るといった働きがあると思います。
ですので、すごくスッキリしたと感じると思います。」

http://www.tbs.co.jp/hanamaru/tokumaru/

これも笑いヨガ・ラフターヨガの大きな効用の一つだと思う。

病原体の退治 体温37度から

以下は、本日全国の笑いヨガリーダーのMLに投稿した
メールの内容である。

タイトルの「病原体の退治 体温37度から」は
今朝のNHKニュースで放送されたものです。

「インフルエンザウイルスなどの病原体に感染し体温が
37度まで上がると血液の中で病原体を殺す物質が作られ、
病気を治そうとする仕組みが働き始めることを大阪大学の
研究グループが世界で初めて解明しました。」
http://goo.gl/1W29L

これは、なぜ体温を上げると健康になるのかの一つの
答えだと思います。

また、笑いヨガ・ラフターヨガを15~20分続けることの意味が
ここにあると思います。つまり、笑うことによって血流を多くし
体温を上げることで免疫力が向上するのだと思います。

このことについて、一冊紹介したい本があります。
それは、次の本です。これは癌治療などで併用されて
効果を上げている「温熱療法」の基礎になっている研究の
解説書でもあります。

伊藤要子(2010)『加温生活 「ヒートショックプロテイン」が
あなたを健康にする 』 マガジンハウス

(以下、本の紹介の一部)
「加温」。体を温めるというのを一歩進めて、体に熱を加えることです。
これが健康な体を作ります。なぜ、体を健康にするのでしょうか? 
その理由は「ヒートショックプロテイン」というタンパクにあります。
「加温」をすると、この「ヒートショックプロテイン」が増え、病気に
なっていたり、病気になりそうなタンパクを修復するのです。」
http://goo.gl/kxYYG

著者は、日本におけるヒートショックプロテインの研究の第一人者です。
ヒートショックプロテインは、体温が38度以上になると体内で作られる
プロテインで、必要な量に達するには15分前後の時間が必要です。

これも笑いヨガ・ラフターヨガを15~20分続けることの意味に
つながっていると思います。実際に体温を測ったことはないのですが、
きつめのエクササイズでは、おそらく38度を超えているのではないかと
僕は感じています。

病気になるとなぜ人は熱が出るのか?それは病気と闘うために
必要なことだったんですね(^^)。

みなさんはどう思われますか?

みんな大好きこうちゃん

追伸:最近まで、僕はなぜエクササイズを15~20分程度続けることが
必要かが分かりませんでしたが、その理由が徐々に分かってきたので
嬉しいです(^^)。

2012年5月5日土曜日

笑いヨガとの出会い

NHKラジオ第一放送の「朝の随想」で毎週金曜日午前7:40から8:00まで
の間に約4分間、自分が書いた随想を朗読している。今週の放送は、
以下のサイトで聞くことができる。下は、先週の原稿である。

http://www.nhk.or.jp/niigata/program/b-det0003.html


笑いヨガとの出会い 

おはようございます。ハハハ 上越教育大学の田島です。ハハハ

笑いヨガは、英語の「Laughter Yoga」の和訳で、カタカナで「ラフターヨガ」とも訳されています。

私は、一昨年の9月に新潟で初めての笑いヨガティーチャーになりました。

今日は私の人生を大きく変えた笑いヨガとの出会いについてお話ししたいと思います。

2009年の夏に、笑いが健康にいいことを知った私は、ユーチューブを使って笑いに関連する動画を検索していました。その時偶然出会ったのが笑いヨガの動画でした。

一目見て興味がわき、自分でも試し授業でも試してみました。自分がやってもいい感じだったし学生の受けもよかったので、もう少しちゃんとやりたいと思い、200912月に東京で笑いヨガリーダー養成講座を受講し笑いヨガリーダーになりました。

そこで、笑いヨガの創始者でインド人医師のマダン・カタリア氏のことを知り、ぜひ会って話をしてみたいと思うようになりました。

20103月に、私はカタリア氏に会うためにインドのムンバイへ行き、ご自宅の近くのホテルに宿泊して、三日間ご自宅にお邪魔することになりました。ところが、ムンバイに行く前に、インドのデリーに行き気温が40度を超える屋外でガンジーに関する調査をして疲れていた私は、ムンバイに向かう飛行機の中で腹痛が始まり、ホテルに到着した頃にはかなり衰弱していました。

そんな私に、カタリア氏はとても親切に腹痛への処方をしてくださり、また、奥様は、消化によい料理を三回も作ってご家族と一緒に食べさせてくださいました。

少し元気になった私をカタリア氏は、ご自分が1995年に世界で初めて笑いヨガをした公園に連れて行ってくださり、そこで世界初の笑いクラブのメンバーの方々と一緒に笑いヨガを体験しました。そこでは、一人一人がマイペースで自分らしく笑いヨガを楽しんでいることがよくわかりました。それが私の笑いヨガの原点になりました。

帰国後、さらに笑いヨガについて学びたくなり、20109月に大阪で笑いヨガティーチャー養成講座を受講し、新潟初の笑いヨガティーチャーになりました。

カタリア氏は、「苦しいときこそ笑いなさい」と言っています。最初はあまりよく理解できませんでしたが、最近はその大切さを痛感しています。今では何か辛いなと感じる時には自然に笑い始めるようになってきました。笑うと気持ちが楽になり辛さが和らぎ、そのうち消えてゆきます。

今の私にとって笑いは生きる力です。
さあ皆さん一緒に笑いましょう。ハハハ
そして、今日も一日楽しくすごしましょう。ハハハ

2012年5月3日木曜日

健康長寿を実現するための本(その2)

以下は、前回の続きで、同じくMLに投稿したものである。


「その1」の続きです。僕は、あまり極端な健康法を信じません。
なぜなら、それを実践している人が本当に長生きできるかが
分からないからです。僕が見ている限り、あまり長生きをしている
人はいない気がします。むしろ短命の方が多いようにも感じて
います。どこかに無理があり不自然なところがあるからだと思います。

最近は百寿者(センテナリアン、110歳以上はスーパー・センテナリアン)
の研究が進んでいて、その秘密が解明されつつあります。もちろん
遺伝子要因もありますが、一卵性双生児の研究から25%程度の影響しかない
ことが分かっています。つまり、75%は自分の努力次第で何とかなるという
ことです。また、100歳まで無病だった方は12%しかいなく、80歳までに
大病を患った方が43%、80歳を過ぎてから大病を患った方が45%もいる
という調査結果が出ています。つまり、誰でも元気な百寿者になれる可能性
があるのです。ですから、健康長寿を目指すなら百寿者の健康法や生き方を
学ぶのが一番だと思っています。

分かってきたのは、あまり特殊な健康法はしていないということです。
ただ、とても明るく前向きな方が多いのが特徴のようです。笑いヨガ・
ラフターヨガをしていれば、これは誰でもできますね(^^)。ハハハ

もう一つ付け加えれば、費用が高い健康法は長続きしないということ
です(大金持ちは別ですが…(^_^;))。いろいろとサプリメントや健康食品
が売られていますが、どれも高すぎると思います。また、偏りすぎるのも
よくありません。これもよく本を読んで学べば失敗が少なくなります。
僕もサプリメントはとっていますが、ほとんど米国から直輸入しています。
成分が同じでも費用は五分の一以下に抑えられます。サプリメントに
関しては、日本は米国より10年以上遅れていると思います。米国は
医療費は非常に高いので、病気予防の対策が進んでいるのです。

それでは、本の紹介に移ります。

・坪田一男(2011)『人は誰でも「元気な100歳」になれる』小学館
日本におけるアンチエイジング医学の先駆者であり実践者でもあります。
多くの百寿者を調査していて、あの100歳で現役の医師である日野原氏の
インタビューも掲載されています。

・ダン・ビュイトナ(2010、原著2008)『ブルーゾーン 世界の100歳人
に学ぶ健康と長寿のルール』ディスカバー・トゥエンティワン
これは世界的にも有名な本で、作者は研究者ではなくジャーナリストですが
研究者へのインタビューや長寿者が多い地域の調査が大規模かつ緻密で
信頼性の高い報告書になっています。百寿者は健康であるばかりでなく、
人生の達人でもあることがよく分かります。

今日はこのくらいにしておきますね。
どんどん元気になります。どんどん奇跡が起きます。ホッホッハハハ

2012年5月2日水曜日

健康長寿を実現するための本(その1)

以下は、全国の笑いヨガリーダーのMLに投稿したものである。
まだ読んでいない人はぜひ読むことをお勧めする。


これから紹介する本は、僕がここ1~2年に読んだ本の中から、

特に信頼性が高く、一般の方々にも読みやすく、健康長寿を

実現するために効果があると考えられる本を紹介します。ほとんどの

本が日本を代表する研究者によって書かれており、最新の研究成果

を盛り込まれていて、まさに「目から鱗」の発見があると思います。

今回は、笑いについての本は含まれていませんが、本の中で笑いの

効果について述べている箇所が結構あります。



最近、笑いヨガ・ラフターヨガの効用の中でも健康長寿のために特に

優れているのは、身体的には、副交感神経を刺激して自律神経のバランス

を整え、血液の流れを良くし、免疫力を高めることだと感じています。

精神的には、気持ちの切り替えが早くなり、ストレスに対して強くなること

だと思います。それがなぜ重要なのかが、以下の本を読めばわかります(^^)



・小林弘幸(2011)『なぜ「これ」は健康にいいのか?』サンマーク出版

 自律神経の研究の先駆者が書いた本で、副題に「副交感神経が人生の質

を決める」とあるように病気になる原因とそれへの対策がとてもわかり

やすく書かれています。自律神経に関する新しい発見が盛りだくさんです。



・安保徹(2012)『免疫力が上がる生活 下がる生活』PHP文庫

 免疫に関する研究で有名な研究者が書いた最新?の本で、免疫に関する

基本的なことから実践的なことまで、これまでの研究成果を網羅していて

大変お得です。



・本田成男(2010)『体が若くなる技術』サンマーク出版

 ミトコンドリア研究の第一人者が書いた本で副題に「ミトコンドリアを

増やして健康になる」と書かれています。最後に著者は、「焦らず急がず

ゆっくりとした生活を送ること、そして、心に『エネルギーの必要性』を

訴えかけるべく、もっと人生に『欲張り』になって生きることを実践して

ほしいと思います。それがいつまでも健康で、若く生きるための最大の

『秘訣』ではないか、ミトコンドリアを見つめつづけてきた私は、そう思う

のです」と書いています。これは他の本にも共通して述べられている点です。



今回は、これくらいにしておきますね。次回をお楽しみに(^^)



どんどん元気になります。どんどん奇跡が起こります。ホッホッハハハ