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2011年5月25日水曜日

笑いが伝えるもの

笑いによって伝わるものは何かと考えた。

一つは笑い声。これは自分の耳や体も受けるため、音の振動が
体に伝わり自分が笑っていることを体感することができる。

笑う気分でないときでも、ハハハと声を出していると何となく
笑える感じになってくるが、それはもしかしたら笑い声の振動が
体に笑いを思い出させているのかもしれない。

もう一つは、顔の表情。顔の表情は鏡がなければ自分で見ることは
できないが、表情筋が働いて顔の各パーツが動いていることを
感じることができる。

脳は、その表情を笑いと認識して今楽しい気持ちであると判断する
ようで、そうした錯覚によって楽しい気持ちになっていくようだ。

それに相手がいた場合には、相手の表情が自分の表情に合わせて
変化するのを見ることができる。

それには、脳の中にあるミラーニューロンが働いていると言われて
いるが、これによって相手との一体感を味わうことができるようになる。

さらにもう一つは、ボディーランゲージ。笑うときには表情だけでなく
体もオープンな状態になってくる。

笑うときには腕を広げたり腹を抱えたりと、とてもスキのある体勢
になる。これは相手を信頼し受け入れようとするサインでもある。

以上の三つをまとめると、笑うことによって笑っていることの自覚と
楽しい気分がもたらされ、それに相手がいれば相手との共感や
相手の受容が生じることになる。

つまり、笑いによって伝わるものは、楽しい気分と共感し受容しよう
とする気持ちであると言える。

そこに握手やハグなどのスキンシップが加われば一体感が高まり
共感や受容がさらに強まると考えられる。

笑いヨガをすることによっていい仲間ができやすくなるのは、こうした
理由がありそうだ。なるほど!ハハハ

今日の笑いの動画:今回は笑いヨガではなく笑いの効果の解説。

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