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2011年5月3日火曜日

オサマ・ビンラディン容疑者

アルカイダのトップだったオサマ・ビンラディン容疑者が
米軍の部隊によって殺害された。

9.11のテロ以降、世界中に指名手配されていた人物
だった。

ネットワーク研究者によれば、9.11以降テロ容疑者の
捜索のため、米国におけるネットワーク研究は急速な
進歩を遂げたそうだ。

NHKのニュースでは、「4年前、アメリカが拘束した
複数のテロの容疑者の情報からビンラディン容疑者
の連絡役を務める1人の男の存在が浮上したといい
ます。そして、CIA=中央情報局がこの男の行方を
追跡した結果、2年前、この男とその弟がパキスタン
国内の特定の地域で活動していることが分かり、
さらに去年8月になって、首都イスラマバードの北
およそ50キロのアボタバードで兄弟が暮らす住宅
を突き止めたといいます」と述べている。

これは正にネットワーク研究の成果だと言えそうだ。

丹念に人と人との結びつきを調べていくと目的の
相手にたどり着くことは不可能ではないそうで、
フセイン大統領の隠れ家もそうやって見つけられた
らしい。

テロリストでさえ、一人では何もできないため誰か
とつながっている。だからこそ、その居場所を特定
できてしまうのだ。

普通には見えないテロ組織のネットワークですら
見えるようにしてしまうネットワーク研究のすごさ
に驚いた。

テロリストが居場所を知られることは致命的な
ことであるが、一般人にとってはつながりによって
命が助かることもある。

そこまでではなくても、普通の人にとってつながり
は社会的な支援や理解などをもたらす事が多い。

今回の大震災によって、日本人は人と人との絆を
実感し互いにつながり助け合おうと考えるように
なってきた。

このゴールデンウィークにボランティアで被災地に
向かう人がとても多いが、それは被災者との強い
絆を感じ少しでも役に立ちたいと考える日本人が
多いからだろう。

テレビの取材を見ていて、「被災地の方々の顔に
笑顔が戻ってきました」というような報道を何回も
聞いた。

笑顔は、人と人の絆を確かめたり深めたりする
ための重要な自己表現手段だ。

そして、笑いヨガは、笑いを通じて仲間とふれ
合い絆を深めるための方法であろう。

そうであるから、無縁社会が広がりつつある日本
において、笑いヨガの価値はますます高まってくる
と考えられる。

今日は、いろいろな日常場面で少しずつ笑ったが、
お風呂場でゆっくりと笑い、その後笑いヨガの呼吸
法をした。

おまけの写真:

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