RSSリーダーで購読する


2010年11月1日月曜日

宮沢賢治の笑い














盛岡から花巻に行き、宮沢賢治関連の施設を
訪ねてきた。

10年程前から僕は、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」
を朝の祈りの時間に暗唱している。だから、これ
までに三千回以上は、唱えていると思う。

今回初めて宮沢賢治にかかわる施設を訪ねる
ことができた。いろいろと嬉しいことが多くあり本当
によかったと思う。

花巻は、盛岡に比べてとても小規模な町なので、
ちょっと驚いた。しかし、そこに住む人々の親切、
人情、温かさにもっと驚き感動した。

大きな荷物をコインロッカーに入れて、両替のために
自動販売機で買ったココアを飲んで観光案内所に
行ったところ、宮沢賢治記念館行きのバスが1~2分
前に出たばかりであることを知らされた。

バスは1時間に1本しかなく、仕方なくタクシーを利用
することにした。あのコーヒーさえ飲まなければと思った
が、タクシーの運転手さんはとても親切でいろいろなこと
を教えてくれた。

今回、僕は何も事前に調べていなかったので、宮沢
賢治記念館が、実は新花巻駅の近くにあることを知ら
なかった。

帰りのことを考えると新花巻駅から直接新幹線に
乗るのが一番いいのだが、荷物を花巻駅に置いて
きてしまった。

運転手のおじいさんは、汽車の時刻表を見せてくれ
たり、バス停で止まって帰りの時間を調べさせてくれ
たり、関連施設の巡り方を教えてくれたり、とても親切
にしてくれた。

でも、タクシーのメーターを倒すの忘れていたので、
メーターに関係なく通常料金を支払った。全然、
悪い気はしなかった。逆に人間味を感じることができ
嬉しかった。

ここまででとても長くなってしまった(^_^;)。

宮沢賢治が大好きだという店主が経営している「そば屋」
に入ったら、店の雰囲気がとてもよく、しかも店員さんが
すごく美人ばかりで驚いた。

店員さんは、美人であるばかりでなく、とても親切で
いろいろと話し掛けてきてくれた。決して図々しくはなく、
適度な距離感を保った心地よい会話だった。

ひげ面の店主がストーブに太い薪を入れているときに
声をかけたら、とても恥ずかしそうに返事をしてくれた。
内気な性格のようだったが、その笑顔と優しそうな目が
印象に残った。

実は、店は家族経営で、店主のほかに美人の奥さんと
その娘二人が働いていることを店を出る直前に知った。
店の温かな雰囲気は、家族愛によって支えられている
気がした。そのせいもあってか、そばはとても美味しか
った。





























それから博物館に行ってそこを出た時に、掃除の
おばさんが走って追いかけてきて、コインロッカーに
忘れた百円を届けてくれた。お礼を言ったときの
おばさんの笑顔が忘れられない。

その他にもいっぱい書きたいことがあるが、このくらい
にしておく。宮沢賢治に関する本や資料も結構買った。

これから少しずつ学んでいきたいと思う。

ただ少し気になったのは、残っている写真には、
笑顔が見られなかったということである。

本当はどうだったのか、これから調べていきたい。

「雨ニモマケズ」には、「ヨクハナク ケッシテイカラズ
イツモシズカニワラッテイル」とあるが、もし賢治が
静かに笑わず大声で笑っていたら免疫力が高まり
病気にならず長生きできたのではないかとふと思った。































宮沢賢治記念館の周辺の森に少し入り込んで
笑いヨガをやった。森の中から見上げると、木々
の緑が多彩な光を放っていた。とてもいい気分
になった。





























 
僕の笑いを木々は喜んで受け入れてくれただろうか?

帰りの汽車の中では、旅の満足感に浸りながらも
疲れを取るために、呼吸法、ストレッチ、瞑想を結構
長くやった。

とてもいい出張になった。ありがとう。ありがとう。
ありがとう。ホッホハハハ。

これも笑いヨガを続けているお陰かな?ハハハ




0 件のコメント: