気持ちを切り替えるための笑いヨガ

書くのが随分遅くなってしまった。

昨日インフルエンザの注射を打ったためか、
午前中は体がだるくて書く気にならなかった。

（ここからは昨日のことを書いている）

午前中、地元の小学校へ行って、１年生の
アルパカの授業を観察した。近隣の小学校
の生徒との交流会だった。

子供の人数が近かったので、ペアを作って
交流していた。何組かの気になるペアを追い
かけてビデオ撮影をした。

アルパカの紹介を行ったあとは、各ペアが自由
に行動していた。中にはバラバラになってしまう
ペアもいた。

見ていると、子どもたちは様々な人間関係や
場面をこなしながら、交流を維持していること
がよく分かった。

小学校の1年生と言えども、すでに様々な
状況対応能力を身に付けていることがよく
分かった。

その中でも、特に気になったのが、ある場面
から次の場面へ移るときの、気持ちの切り換え
であった。

気持ちを早く切り換えられる子どもは、次々と
新しい状況に対応し、その状況を楽しむことが
できたが、そうでない子供は、新しい状況に
対応するのに時間がかかり、居心地の悪さを
感じているように見えた。

また、気持ちの切り換えが上手な子供は、
そうでない子に比べて、よく笑っているようにも
見えた。今後詳しく調べてみたいと思う。

ある脳科学者は、笑いは脳のＯＳをリセットする
と述べた。

笑いによって、気持ちを切り換えやすくなるのは
確かだと思う。

落語や漫才に行く人の中には、早く嫌なことを
忘れたい、暗くなった気持ちを明るい気持ちに
切り換えたいと願う人が結構いると思うが、
それも笑いが気持ちの切り替えを助けると
無意識に感じているからだろう。

午後、研究室のパソコンのデータをバック
アップしているハードディスクの調子が
悪くなり、メーカーに電話で問い合わせた。

購入してまだ３か月程度しかたっていない
ので、致命的な故障ではないと考えていた。

しかし、メーカーの技術者は、私の心理的な
状況を配慮することなく、また他の選択肢を
示すこともなく、あっさりと修理に出すことを
勧めた。そして、その際にデータがすべて
消去されると当然のごとく告げた。

パソコン歴が長いので、これまで何度も
メーカーに問い合わせた経験はあるが、
これ程ひどい対応を受けたのは始めて
だった。

明らかにコミュニケーション能力に欠けた
エンジニアだった。

余りに理不尽な対応に怒りが込み上げて
きた。担当者の名前を聞いて電話を切った。
（次の日、自宅のパソコンにつないだところ
そのハードディスクは正常に作動した。
修理に出す必要は全くなかったのだ。）

人生では、このような理不尽な対応を
受けてしまうことは避けられない。

しかしそのあとが大切だ。次の状況に
対応するために、早く気持ちを切り替える
ことがとても大切だ。

そのあとすぐ授業があった。時間は15分
程度しかなかった。

そこで何をやったか？もちろん笑いヨガだ。

研究室の大きな鏡の前で、ストレス解消に
効果のあるカルカッタ笑いやそのほかの
笑い体操をいくつかやった。

十分とは言えなかったが、怒りは消えて
明るい気持ちになれた。

その気持ちのままで、次の授業に臨めた
ので、何事もなかったかのように対応する
ことができた。

笑いヨガに熟達すると、気持ちの切り換えが
うまくできるようになっていくと感じる。

たぶん脳の中の気持ちを切り替えるスイッチの
働きが良くなるのだと思う。

なぜなら、笑いヨガの作り笑いは、顔の表情を
変化させることによって気持ちを切り替える
体操で、それは脳のスイッチを切り替えるため
のトレーニングになっていると考えられるからだ。

これは、笑いヨガの大きな利点だと僕は思う。

仕事で帰宅時間遅くなったが、帰宅前にいつもの
マイケルジャクソン笑いをやった。

笑いと運動の作用で、パソコンの作業で疲れた
首、肩、背中、腰、足などの筋肉のコリがほぐれ
疲労感が随分解消された。ホッホハハハ

ああすっきり！いい気分で帰宅することができた。
ハハハ