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2011年7月6日水曜日

仏像の背中

今日、大学の座禅部の部員と一緒にお寺に座禅をしに
行ってきた。

座禅部は、地元の有名なお寺の和尚様のご厚意で、
20年近くお世話していただいている。

部員にベトナムからの留学生の女性がいて、座禅が
終わった後の茶話会の中で、その女性が座禅をして
いるときの後ろ姿が話題になった。

和尚様がおっしゃるには、後ろ姿がまるでタイなどで
見られる仏像の背面のようで、きっとあちらの仏像は
実際の人物を描写して作ったのだろうということだ。

確かに、その女性は長身ですらりとした体形で非常
に姿勢がいい。また人柄もすばらしく、僕は冗談で
観音様の化身かもしれませんね、などど言った。

もしかしたら、後ろ姿からも人の品格、気品のような
ものがにじみ出てくるのかもしれないと思う。

和尚様は、とてもよく笑う方で話を聞いていても
なんとなく明るい気持ちになる。

伝統あるお寺のご住職だが、全く偉ぶることがなく
いつも明るく親切な方だ。とても有り難く感じている。

今日の笑いヨガカフェで、「怒るは無智、泣くは修行、
笑うは悟り」という文字が書かれた暖簾が紹介されて
いた。

悟った人はよく笑う。これは真実だと思う。

笑いは、人を分け隔てることなく、すべての人の心に
光を届けるものだと思う。まるで無条件の愛のようだ。

笑っている仏像もあるくらいだ。

僕も笑いながらいつか悟りたいと願う。

今日の動画:外国人の男性が座禅を紹介している。


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