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2011年8月19日金曜日

父の奇跡的復活

(昨日は朝からブログに投稿できなかった。戻るときの電車が大雨のため遅れて、家に着いたのは夜の11時頃だった。)

黒潮カントリークラブで行われた親子兄弟3人のゴルフ対決は
父の圧勝で終わった。

出だしでは、前回に続き僕が勝つかと思われたが、徐々に父が
調子を上げていき、最終的には85の好スコアで圧勝した。

このスコアは、父としても驚きのスコアで、ここ何年も出ていな
かった。

夏休みに僕は既に2回父とプレーしていたが、今日はまるで別人
のようだった。それは正に数年前の元気だった頃の父の姿だった。

新しいスイングを試した結果、飛距離が伸びたのもよかったし、
パターの調子もすばらしかった。総合的に見て別次元のゴルフ内容
だった。

何日か前から僕がガムを父母に勧めて、一日に何度かかんでもらって
いたが、その効果が現れてきた可能性も否定できないと思う。

ガムをかむことで、総入れ歯などでかむことが少なくなった老人の
脳が活性化し、集中力が増し、衰えた体の機能が回復することが
科学的な実験で明らかにされていた。

父の場合、本当にガムの効果かどうかは定かではないが、そうで
あればと願う。

父自身が今回の結果に驚き、今後にとても期待を持ち始めている。
次は、最近記憶力がかなり低下し、生きる意欲が減退してきている
母にも奇跡を起こしてほしいと願う。

帰省最後の夜に、弟のリクエストで再度焼き肉屋に食べに行った。
これまで撮れなかった四人の写真を店員さんに頼んで撮ってもらう
ことがやっとできた。

肉もやはりうまくて、腹一杯食べられてとてもハッピーだった。
帰宅後は、疲れた僕は二階で猫のミーちゃんと一緒にヨガニドラを
やって寝てしまった。

起きて居間に行ったら、父は既に寝室へ行き、母と弟はテレビを
つけたまま寝ていた。

僕のゴルフはと言えば、後半暑さにバテて、スコアが前回より悪く
なったが、父の奇跡的復活がうれしくてあまり気にならなかった。

明日は昼過ぎの電車で戻るが、いい別れができたらと願う。
今回は結構長く実家に滞在したが、その間僕なりに精一杯クリー
ニングし続けてきた。

人間は過去の記憶に縛られ、同じ過ちを繰り返していることが
よく理解できた。特につらく悲しい思い出は、人の心を凍らせ
身動きがとれないようにしてしまう。

捨て猫だった猫のチーちゃん、ミーちゃんにもそれがあると僕は
感じた。

この数日間は特に、二匹の猫は僕からあまり離れようとしなかった。
今日は僕がいないときも僕のふとんの上で寝ていたそうだ。きっと
クリーニングされることを望んでいたのだろう。

たぶん、この家にもその記憶がとどまっているのかもしれない。
途中僕もその記憶に翻弄されそうになったが、何とか自分を取り
戻すことができた。

本当の自分を取り戻し自分らしく生きるために、これからもクリー
ニングし続けたいと思う。また、それにパワーをくれる笑いヨガも
続けるつもりだ。

朝、ゴルフに行く前に、久しぶりにレディ・ガガ笑いをやったら、
猫たちが目を丸くして見ていた。そして、なぜか部屋のクリー
ニングがそれによってなされていると感じた。

このことがこれからの父母の生活にいい影響を与えることを心から
願っている。できれば弟にも。

人は永遠に生きることはできないが、過去の記憶に縛られず、今
この瞬間を生き生きと生きられたら、それは本当にすばらしいこと
だと僕は思う。

父母に幸あれ奇跡あれ。そしてこの家にも猫たちにも。ホッホッハハハ
どんどん奇跡が起こり、どんどん幸せになる。

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