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2011年3月15日火曜日

ガンジーのチャルカ(糸車)

ガンジー思想の研究者でもあり実践家でもある
片山佳代子さんのお話を聞きに行った。

「わたの会」が主催する会合に妻の友人の紹介
で参加する機会が得られた。

1時間半程度の話しの中でたくさんの事を学ぶ
ことができた。

字は大きいがA4の紙に9枚のノートとなった。

その中には一般的な文献だけでは知り得ない
内容もあった。

片山さんは、100巻にものぼるガンジー全集
のデジタル版から翻訳をしブログに掲載したり
もしているので、かなり細かいことまで知って
いるのだ。その道の方は、やはりすごい!

最後に男性の方が質問し、それに答えた内容が
特に印象に残ったので、そのメモ書きをここに
記す。

「一つの事を続けることが大切。あれもこれもは
やれない。続けることで作品ができる。人との
つながりもできる。一人でやれることは限られて
いる。一つのことをとことん追求することによって
他にも同じ根っ子があることに気づく。」

ガンジーを追求しつづけた方だからこそ言える
ことだと感じた。すばらしい!

片山さんは、糸車(チャルカ)を使った糸紡ぎの
実践と普及にも力を入れている。

今回は体験できなかったが、ぜひ次回体験
させていただきたいと思っている。

片山さんは、引っ越してしまうので、しばらく
お会いすることはできないが、その意志を引き
継いだ「わたの会」が活動をこれからも行って
いくそうだ。

僕も都合がつけば、ぜひ今後も参加したいと
思う。

片山さんによれば、糸紡ぎにはガンジー思想の
エッセンスがあり、それは体験してみなければ
分からないそうだ。

もしかしたら、僕も将来、綿を種から育て、それを
チャルカで紡ぎ、布を織って、服を作り、それを
着るようになっているかもしれない。

想像するとなんか嬉しくなる。格好だけでも
ガンジーさんに近づけるからだろうか?ハハハ

今日もまた夜10時から30分、ホオポノポノの
音楽を聞きながらヨガの呼吸法を実施しつつ、
困難に直面した日本に愛と光を注ぐ瞑想をした。

ガンジーは、「果実を求めず、やるべき事を
やりなさい」と言っていたそうだ。また、「平和への
道はない。平和が道だ」とも。

僕もそんな生き方ができたらと願う。

最近フェイスブックをやっていて気になること
がある。それは他人との比較であり競争意識だ。

これは自分の欲望であり弱さであると感じている。

ガンジーは、「欲望を愛で置き換えなさい」とも
言っている。そうでありたいと心から願う。

やはり、ガンジーは僕にとって希望の星であり
羅針盤である。僕にとってうれしい日となった。

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