RSSリーダーで購読する


2011年8月16日火曜日

父を抜いた日

これまで一度もゴルフで父に勝ったことがなかった。
それは父が僕に比べてうますぎたからだ。

今日は、土佐カントリークラブという有名なゴルフ場で
父と弟の三人でゴルフをした。午前中は曇っていたが
午後からは日が差してきてとても暑かった。

こんな暑いのにみんなよくやるなあ、と弟がぼやいていた。

久しぶりにやった前回に比べて、今回はスコアを九つ伸ばす
ことができた。僕としてはなかなかのスコアだった。

ただ、これまでの父なら勝てるスコアではなかった。

ここ2年ほど父とゴルフをしていなかったが、その間に父は
いいスコアを出せなくなっていた。

一番大きな理由は、飛距離が落ちてきたことだろう。

試合中疲れたそぶりを見せることはなく、動作も機敏だった。
今日は後半で腰が痛みミスショットが増えてスコアを崩した。

生まれて初めてゴルフで父に勝った記念すべき日だが、喜び
はない。むしろ寂しいくらいだ。

父は何を感じていたのだろう。父から正確なスコアを聞くこと
はなかった。

最近、全くゴルフをしていなかった弟は、三人の中で飛び抜け
て悪いスコアにも満足していた。

後半暑い上に、上り坂が続くきついホールが多くつらかったが
三人で久しぶりにしたゴルフは、とても楽しかった。

まさに家族水入らずで、リラックスしてゆったりとしたゴルフ
ができて本当によかった。

黒潮の海を見下ろすレストランで昼食をとり、白い大理石の
お風呂で汗と疲れを流した。

疲れがたまってきている母を気遣って、帰りに中華料理の店に
寄って夕食を食べた。

最近お酒をやめた父は定食(野菜チャーハンとラーメン)をとり、
ビールを飲んだ二人は、青椒牛肉絲、酢豚、野菜炒め、餃子を
食べた。生ビールに合っていてとてもうまかった。

ゴルフ中も食事中も行き帰りの車の中でも、三人でよく笑った。
ミスショットも笑いの種になった。

明日はゆっくり休んで、明後日今度は、男子プロのツアーが
開催される黒潮カントリークラブでプレーする。

それにしてもこちらのプレー代は安い。都会暮らしの弟は、それを
とても喜んでいた。

どんどん楽しくなる。どんどん奇跡が生まれいい思い出が残る。

0 件のコメント: