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2011年8月13日土曜日

二匹の猫

実家に15年以上飼っている猫が二匹いる。最初三匹いたが一匹は
誰かにしっぽを切られて死んでしまった。
捨てられていた子猫を育て始めてからもう15年以上たったのだ。
昔は、とても元気に家中を暴れ回っていた。家具もずいぶん被害に
あった。

ミーちゃんという雌猫は、体が小さく臆病で呼吸器系の持病があった。
チーちゃんという雄猫は、体が大きく元気で毛並みがとてもよかった。

それが今では二匹とも老猫になり、昼間は寝ていることが多くなって
きた。

チーちゃんは、今僕の布団の横で体を伸ばして寝ている。さっき
ホ・オポノポノの言葉とともに、「これまでかあさんのそばにいて
守ってくれてありがとう」と言って体をなでた。

ミーちゃんは、昨日突然家を出て行って、まだ帰ってこない。これまで
にも二日間ほどいなくなったことはあったらしいが、年をとっていて
弱ってもいたので、少し心配している。

猫は、自分の死に場所を探して出て行き、飼い主に死に際を見せない
とも言われている。

犬は喜怒哀楽がはっきりしていてわかりやすいが、猫は何にを考えて
いるのかよくわからないが、何かを感じていることは確かだと思う。

もうすぐ80歳になる母のそばにずっといて、いろいろな思いを共有
してきたに違いない。

母はいつも猫に語りかけている。まるで子どもに話しかけるように。

うれしいことも悲しいことも寂しいこともつらいことも共に生きて
共に感じてきたに違いない。

年をとるということがどんな感じかは年をとってみないとわからないが
自分も初老になって感じることはあるので、推測できることは多々ある。

高齢の両親としばらく生活を共にしながら、いろいろと感じ学ぶことは
とても多いと感じている。それが今できることに心から感謝している。

今日もヨガニドラをやってみた。毎日やっていれば自然に体が覚え、
リードの仕方も覚えられるはずだ。

今日は昼寝をする時間がとても長かった。暑さのせいだろうか?
体が疲れているのだろう。体が求めるままに寝たり本を読んだり
音楽を聞いたりビデオを見たり、ぜいたくな時間を過ごすことが
できた。感謝!

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