の間に約4分間、自分が書いた随想を朗読している。今週の放送は、
以下のサイトで聞くことができる。下は、先週の放送の原稿である。
http://www.nhk.or.jp/niigata/program/b-det0003.html
笑いとコミュニケーション
おはようございます。ハハハ 上越教育大学の田島です。ハハハ
大学の卒業写真に笑顔で写っている人とそうでない人のその後の人生について追跡調査をした研究があります。笑顔だった人の方がより幸せな人生を送っていたそうです。笑顔の人は幸せそうに見えるし人に安心感を与えます。また、そういう人の周りにはいい人が集まりやすくなります。
私は、もともと目が細いので笑うとますます細くなりあまりものが見えなくなります。ハハハ それは無防備な状態であり、急に攻撃された場合には対応できないだろうと思います。また笑うときは自然に腕を広げ胸が開いた状態になります。人が笑うとき、その人は相手を信頼し心を開いて受け入れようとしているのだと思います。
ところで、コミュニケーションにおいては、伝える内容も大切なのですが、それに付随した感情の部分の方がより重要だと考えられるようになってきています。例えば、とても嫌そうな表情と暗い声で「これ大好き」と言ったとしたらどうでしょう。人はどちらを信じるでしょうか。ほとんどの人は、「この人は本当は嫌いなんだろう」と判断するはずです。逆に、とても嬉しそうな表情と明るい声で「これ大嫌い」と言ったらどうでしょう。きっと、「本当は大好きなんだろう」と思うでしょうね。
だから、よく笑い笑顔の素敵な人は、たとえ言葉に出さなくても「あなたのことを信頼していますよ」「あなたに心を開いていますよ」というようなメッセージを相手に伝えていることになるのです。
人は自分に好意を持ってくれる人に好意を持つと考えられています。人に好かれようと思ったら、まず自分が相手を好きになることが大切なのです。人との関係において臆病だった私には、これは結構難しいことでしたが、最近はそれほど大変なことではないように感じています。笑うことで自分の気持ちが明るくなり、それを相手に伝えることによって相手も明るい気持ちになって笑い返してくれる。笑いのキャッチボールは、幸せのキャッチボールでもあるのだと思います。
みなさんにも私の笑いを届けますね。ハハハ
さあ、みなさん、今日も笑って明るく元気にすごしましょう。ハハハ
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