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2012年5月3日木曜日

健康長寿を実現するための本(その2)

以下は、前回の続きで、同じくMLに投稿したものである。


「その1」の続きです。僕は、あまり極端な健康法を信じません。
なぜなら、それを実践している人が本当に長生きできるかが
分からないからです。僕が見ている限り、あまり長生きをしている
人はいない気がします。むしろ短命の方が多いようにも感じて
います。どこかに無理があり不自然なところがあるからだと思います。

最近は百寿者(センテナリアン、110歳以上はスーパー・センテナリアン)
の研究が進んでいて、その秘密が解明されつつあります。もちろん
遺伝子要因もありますが、一卵性双生児の研究から25%程度の影響しかない
ことが分かっています。つまり、75%は自分の努力次第で何とかなるという
ことです。また、100歳まで無病だった方は12%しかいなく、80歳までに
大病を患った方が43%、80歳を過ぎてから大病を患った方が45%もいる
という調査結果が出ています。つまり、誰でも元気な百寿者になれる可能性
があるのです。ですから、健康長寿を目指すなら百寿者の健康法や生き方を
学ぶのが一番だと思っています。

分かってきたのは、あまり特殊な健康法はしていないということです。
ただ、とても明るく前向きな方が多いのが特徴のようです。笑いヨガ・
ラフターヨガをしていれば、これは誰でもできますね(^^)。ハハハ

もう一つ付け加えれば、費用が高い健康法は長続きしないということ
です(大金持ちは別ですが…(^_^;))。いろいろとサプリメントや健康食品
が売られていますが、どれも高すぎると思います。また、偏りすぎるのも
よくありません。これもよく本を読んで学べば失敗が少なくなります。
僕もサプリメントはとっていますが、ほとんど米国から直輸入しています。
成分が同じでも費用は五分の一以下に抑えられます。サプリメントに
関しては、日本は米国より10年以上遅れていると思います。米国は
医療費は非常に高いので、病気予防の対策が進んでいるのです。

それでは、本の紹介に移ります。

・坪田一男(2011)『人は誰でも「元気な100歳」になれる』小学館
日本におけるアンチエイジング医学の先駆者であり実践者でもあります。
多くの百寿者を調査していて、あの100歳で現役の医師である日野原氏の
インタビューも掲載されています。

・ダン・ビュイトナ(2010、原著2008)『ブルーゾーン 世界の100歳人
に学ぶ健康と長寿のルール』ディスカバー・トゥエンティワン
これは世界的にも有名な本で、作者は研究者ではなくジャーナリストですが
研究者へのインタビューや長寿者が多い地域の調査が大規模かつ緻密で
信頼性の高い報告書になっています。百寿者は健康であるばかりでなく、
人生の達人でもあることがよく分かります。

今日はこのくらいにしておきますね。
どんどん元気になります。どんどん奇跡が起きます。ホッホッハハハ

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