NHKラジオ第一放送の「朝の随想」で毎週金曜日午前7:40から8:00まで
の間に約4分間、自分が書いた随想を朗読している。先週の放送は、
以下のサイトで聞くことができる。下は、今週の放送の原稿である。
http://www.nhk.or.jp/niigata/program/b-det0003.html
笑いの種類
おはようございます。ハハハ 上越教育大学の田島です。ハハハ
ここで、いつも私は「ハハハ」としか笑いませんが、笑いには、恥ずかしそうな「ウフフ」という笑いとか、自慢げな「エヘヘ」という笑いとか、声は出さずただニヤニヤするだけの笑いとか、実はとても多くの種類の笑いがあります。
これらの笑いを分類する仕方にもいろいろありますが、ここでは三つに分ける分類法をご紹介します。
一つ目は、一般的な笑顔に象徴される楽しさや喜びの感情を表す「快の笑い」です。これは、快感を伴う自発的な笑いで、研究によれば、口が目よりも先に動く笑いだそうです。確かに、おかしくて吹き出すように笑うときなどにはそうなっている気がします。アハハ
二つ目は、相手をバカにしたように「ンン」と鼻で笑う「冷笑」や「苦笑」と呼ばれる笑いが含まれる「不快の笑い」です。これは、不快な感情が伴う自発的な笑いで、目が口よりも先に動くそうです。確かに試してみると、まず「しかめっ面」になっている気がします。ンン
三つ目は、初対面の人に会ったときなどに意識してする「愛想笑い」や「作り笑い」などが含まれる「社交の笑い」です。これは、快でも不快でもない中性的な感情が伴う意識的にする笑いで、目と口がほぼ同時に動くそうです。確かに、私がここでいつもやっている作り笑いは、そうなっている気がします。ハハハ
本当はいつも一つ目の「快の笑い」をみなさんにお伝えしたいと思って笑っているのですが、なかなかうまく笑えません。ハハハ まだまだ修行が足りません。ハハハ
でも毎日笑いヨガで作り笑いを練習していると、作り笑いがすぐに「快の笑い」に変化していくのが分かります。笑いヨガでは、この「快の笑い」を「本当の笑い」と呼んでいます。
笑いヨガを始めてから2年半以上たった今の私は、自分一人のときでも作り笑いを始めるとすぐに楽しくなったり喜びがあふれてきたりします。だから、苦しいときでも笑うと苦しい感情が消えて、幸せな気持ちになれるのです。
まだまだ完璧とは言えませんが、ストレスがたまりやすかった以前の私に比べたら格段によくなったと感じています。だからこそ、私はみなさんに自信を持って笑いヨガをお勧めできるのだと思います。
作り笑いから始めればいいのです。ハハハ
さあ、みなさん、今日もハハハと気軽に笑いながら楽しい1日をおすごしください。ハハハ
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