一つは笑い声。これは自分の耳や体も受けるため、音の振動が
体に伝わり自分が笑っていることを体感することができる。
笑う気分でないときでも、ハハハと声を出していると何となく
笑える感じになってくるが、それはもしかしたら笑い声の振動が
体に笑いを思い出させているのかもしれない。
もう一つは、顔の表情。顔の表情は鏡がなければ自分で見ることは
できないが、表情筋が働いて顔の各パーツが動いていることを
感じることができる。
脳は、その表情を笑いと認識して今楽しい気持ちであると判断する
ようで、そうした錯覚によって楽しい気持ちになっていくようだ。
それに相手がいた場合には、相手の表情が自分の表情に合わせて
変化するのを見ることができる。
それには、脳の中にあるミラーニューロンが働いていると言われて
いるが、これによって相手との一体感を味わうことができるようになる。
さらにもう一つは、ボディーランゲージ。笑うときには表情だけでなく
体もオープンな状態になってくる。
笑うときには腕を広げたり腹を抱えたりと、とてもスキのある体勢
になる。これは相手を信頼し受け入れようとするサインでもある。
以上の三つをまとめると、笑うことによって笑っていることの自覚と
楽しい気分がもたらされ、それに相手がいれば相手との共感や
相手の受容が生じることになる。
つまり、笑いによって伝わるものは、楽しい気分と共感し受容しよう
とする気持ちであると言える。
そこに握手やハグなどのスキンシップが加われば一体感が高まり
共感や受容がさらに強まると考えられる。
笑いヨガをすることによっていい仲間ができやすくなるのは、こうした
理由がありそうだ。なるほど!ハハハ
今日の笑いの動画:今回は笑いヨガではなく笑いの効果の解説。
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