RSSリーダーで購読する


2013年12月6日金曜日

コミュニケーションの達人

社会的動物である人間にとってコミュニケーション能力が
優れていることは人生の成功に密接に結びついています。

ところで、そのコミュニケーションの93%は非言語コミュニケーション
が占めていて、言語コミュニケーションはたった7%ほどしか伝えて
いないという研究結果をご存じでしょうか?

つまり、コミュニケーションの達人になるためには、非言語コミュニケーション
の達人になることが最短の道であると言っても過言ではありません。

確かに落語家、漫才師、舞伎役者、俳優、ミュージシャンなども
何が一番重要かと言えば、表情、身振り手振り、間、声色など
非言語の部分だと思います。

笑いヨガ・ラフターヨガは、表情、身振り手振り、声の調子などを
中心とした非言語コミュニケーション能力を高める可能性あると
考えています。

先日、山形大学で開催された日本コミュニケーション学会東北支部大会
での発表では、30枚のスライドを使って、コミュニケーションの基礎から
文化、異文化コミュニケーション、非言語コミュニケーション、表情、
笑いの重要性を順を追って説明しています。代表的な文献も取り上げて
います。ご興味のある方は、ご覧ください。

その一部を下に紹介するので、興味があれば以下のPDFファイルを
ご覧ください。

タイトル:非言語表現を活用した異文化コミュニケーション教育
のための教材研究
http://goo.gl/m88wmC

(以下、スライドの内容の一部)
------------------------------------------------------
好きという気持ちを表す行為
* 遠くから近くに来る。
* 前方に身をのり出す(着席時)。
* 正面から相手を見る。
* タッチする。
* アイコンタクトする。
* 握手している時に、身体に接触する。
* 別れを言うのを長びかせる。
→直接観察することが可能
A・マレービアン(1986、原著1981)『非言語コミュニケーション』聖文社
--------------------------------------------------------------
笑顔の普遍性
* 幸福を示す表情が笑顔
* 笑顔は文化圏を問わず、ほぼ100%笑顔として
認識される。
* 表情を識別するのにかかる時間は、笑顔が最も
短い。
* 複雑な感情を示す表情、例えば困惑や恥ずかし
さの表情は文化圏による差が大きい。
* 日本人の困惑や恥ずかしさの表情はアメリカ人
には判定が困難
→笑顔は普遍性のある非言語的スキル
志水彰(2000)『笑いその異常と正常』勁草書房
-------------------------------------------------------------

0 件のコメント: