ネットワーク作りに僕はとても興味がある。以下は、本日全国の
笑いヨガリーダーのMLに投稿したものだ。
(以下、投稿した内容)
15年以上前のことで恐縮ですが、霞ヶ関の文化庁国語課という
ところで日本語教育専門職員として勤務していた頃、
日本語教育学会に「日本語教育ネットワーク委員会」という研究会を
立ち上げました。
最初は、文化庁の職員として携わり、大学へ異動後は、委員として
参加しました。トータルで6年ほど関わっていました。
最初に、「組織」と「ネットワーク」の違いなどを議論しました。当初は、
日本のインターネットの生みの親的存在である村井純先生(慶応大)
にもゲストとして来ていただきました。インターネットは、そのころやっと
社会に紹介され始めていました。電話回線を使って米国のホーム
ページが見たときはとても感動しました(^^)。ハハハ
縦型社会を好む日本人にとって、ネットワークという考え方は当時は
馴染みにくい考え方でした。
その頃、参考にしたネットワークの考え方に金子郁容氏(慶応大学)
のネットワーク理論がありました。
以下のような考え方です。
「いま、日本各地に様々なネットワークが誕生しつつある。そこでは参加者
各人が、自主的に互の個性を尊重しながら結びつき、意見の対立がエネルギーを
生む。緩やかでありながら従来とは異るルールで繋った関係。ここに次代の経済
活動の可能性が窺えるのではないだろうか。」
『ネットワーキングへの招待』(1986)
http://goo.gl/vsB1f
「情報洪水のなかで,多くの人々が無力感や焦燥感に包まれている現代社会.
それをボランティアによって変えていけるのではないか.献身や慈善といった
旧来のイメージを超え,気負うことなく,参加できるボランティアとは? 企業の
社会貢献活動はなぜ必要か.情報・ネットワーク論の旗手が様々な新しいうねり
を紹介し,その意義を考える.」
『ボランティア―もうひとつの情報社会』(1992)
http://goo.gl/48WdR
僕は、カタリア先生は、本当の意味のネットワーカーだと思います。
そしてカタリア先生の成功は、正にネットワーカーだったからこそ
もたらされたものだと考えています。
「ラフターヨガ・ジャパン」や「ラフターヨガ・ネット」が目指すものもそれだと思います。
ただ、僕はそれが多様であっていいと考えています。様々な団体や人々が
それぞれ多様なネットワークを形成し、それがまた多様で緩やかなつながりを形成
していく、それが笑いヨガ・ラフターヨガの理想とするネットワークであろうと思います。
僕は、その多様なネットワークをネットワーキングする、緩やかにつないでいく、
いわば橋渡し的な役割を担いたいと願っています。
それは、笑いヨガ・ラフターヨガ関係者ばかりでなく、笑いの健康法を求めている
すべての団体や個人を対象としています。
昔は、ネットワーキングするための道具があまりありませんでした。それを実現
しようとすると何千万、何億というお金が必要でした。それだけお金を使っても
今のような環境は夢でしかないような時代でした。
現在、会員が8億人を超える(インターネット使用者の約半数が加入)フェイスブックが
出現して、やりたいことを誰でも何でもただで実現できる時代がついに到来したという
感じがしています(ただし、インターネットを使用できない方々も多くいることは確かで
、その方々とのネットワーキングには、やはり地道な活動(笑いクラブ・ラフタークラブ
など)が必要ですが...)。
もっともっと笑いヨガ・ラフターヨガには、社会に貢献できる潜在的なパワーがあると
僕は考えています。日本のコミュニティの核的な存在になれると感じています。
楽しみながら、一歩一歩前進していけたらと願っています。ご協力をお願いしま~す。
ハハハ
どんどん広がっていきます。どんどん奇跡が起こります。ホッホッハハハ
みんな大好きこうちゃん
追伸:
先日、東大の医学研究チームが中心になって研究を進めている「がんワクチン療法」
が臨床試験の最終段階に来ていると放送されていました。
概要は以下のとおりです。
「日本人の2人に1人がかかると言われる“がん”。これまでのおもな治療法は外科手術、
抗がん剤、放射線の3つですが、番組では、最近注目されている「がんワクチン治療」の
最前線に迫りました。患者自身の免疫力を高め、がん細胞を攻撃するもので、副作用が
少なく、月に数回通院して注射を受けるだけという利便性があります。日本では臨床試験
の段階ですが、その効果に救われる人も出てきています。すい臓がんでもう治療法がない
と言われたものの、肝臓に転移した腫瘍が消え、家族旅行を楽しめるまでに回復した30代
の主婦。余命2か月と言われ抗がん剤治療を始めたものの副作用で投与を止めざるをえず、
絶望のふちをさまよったが、症状が改善した40代の男性など、がんワクチン治療の体験者
を紹介。その驚きの可能性から治療費など課題まで、がんワクチンの全貌をお伝えしました。」
条件が合えば、臨床試験の被験者になれるようです。一番、外来患者を受け入れているのは
久留米大学の付属病院のようです。http://www.nhk.or.jp/asaichi/2012/02/06/01.html
医療技術が急速に進んでいる現代では、一日でも長く生きることができれば、それだけ
助かる可能性が高くなります。長寿に関しては、現在一番伸びている世代は100才以上
です。長寿をめざしたい方は以下の本がお勧めです。著者の坪田一男氏(慶応大)は
日本のアンチエイジング医学の草分け的存在です。
「あなたはどんな100歳になりますか?2011年現在、日本では100歳以上が4万4千人を超えた。
50年前に比べて何と300倍!そして2020年代、日本人の平均寿命は90歳になる!日本における
アンチエイジング医学の草分けである慶應義塾大学医学部教授の坪田一男氏は、生活習慣
を変え、最近発見された「長寿遺伝子」を鍛えればさらに寿命は伸びるという。そして誰もが
100歳まで元気で生きれる可能性をもっていると説く。」
『人は誰でも「元気な100歳」になれる
長寿遺伝子活性化の秘訣』
http://goo.gl/ue6Vr
坪田氏は、本の中で「笑い」がとても重要であると述べています。いつか研究会にお呼びしたい
方ですし、もしかしたら「笑いヨガ・ラフターヨガ」と「アンチエイジング医学」のコラボも実現する
かもしれませんね(^^)。ハハハ
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