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2012年8月17日金曜日

笑いヨガの笑い

NHKラジオ第一放送の「朝の随想」で毎週金曜日午前7:40から8:00まで
の間に約4分間、自分が書いた随想を朗読している。本日の放送は、
以下のサイトで聞くことができる。下は、本日の放送の原稿である。

http://www.nhk.or.jp/niigata/program/b-det0003.html

            笑いヨガの笑い 

おはようございます。ハハハ 上越教育大学の田島です。ハハハ

このラジオを聴いてくださっている方々の声が間接的に私に伝わってくるときに、よく耳にするのが、「笑いが不自然でわざとらしいけど、つられてついつい自分も笑ってしまう」という感想でした。これは、私にとってうれしい感想です。なぜなら、これが正に笑いヨガの笑いだからです。ハハハ

笑いヨガでは、まず体操として笑います。いわゆる「作り笑い」です。でもそれをみんなで一緒にやっているとおかしさや面白さを感じるようになり、すぐに快感を伴う「本当の笑い」に変化します。

これは、笑いヨガの創始者であるマダン・カタリア氏にも意外だったそうで、人を笑わせるような話を一切しなくても大笑いが続くようになり、更にその光景を周りで見ていた人がどんどん参加するようになって笑いクラブのメンバーが急速に増えていったそうです。それが噂として広がったり、マスコミのニュースに取り上げられるようになったりして、インドのムンバイの公園でわずか5名のメンバーによって始められた笑いヨガは、あっという間に世界中に広がり、今や世界70か国以上、1万団体以上で行われるようになりました。

このような笑いヨガの広がりの速さは、私も実感しています。昨年の10月に新潟県で初めての笑いクラブが上越市に誕生してからまだ10か月ほどしかたっていないのに、新潟県内にすでに笑いクラブが10以上できていて、今後ますます加速して広がっていく気配が感じられます。

この調子でいくと私が昨年笑いながら宣言した「新潟県に5年で100の笑いクラブを!」という目標は達成できそうです。ハハハ

笑いヨガを集団で行うことによって、作り笑いがすぐに本当の笑いに変化し大笑いが持続することにとてもインパクトがあり、それが笑いヨガの魅力となり人を巻き込む力となっていることはご理解いただけたと思います。

では、笑いヨガを一人でしたらどうなるのでしょうか?最初は、一人で作り笑いをすることに違和感を持ち、なかなかそれが本当の笑いに変化しないので、つらく感じるかもしれません。それが普通だと思います。

私の場合、毎日笑っているので、すぐに作り笑いが本当の笑いに変化します。ちょっと実際にやってみますね。ハハハ

どうでしたか?

さあ、みなさん、今日も笑いながら楽しく愉快な1日をおすごしください。ハハハ

2012年8月12日日曜日

日本人の笑い


NHKラジオ第一放送の「朝の随想」で毎週金曜日午前7:40から8:00まで
の間に約4分間、自分が書いた随想を朗読している。先週の放送は、
以下のサイトで聞くことができる。下は、先週の放送の原稿である。

http://www.nhk.or.jp/niigata/program/b-det0003.html


日本人の笑い

おはようございます。ハハハ 上越教育大学の田島です。ハハハ
他の国の人々の笑いと比べて、日本人の笑いにはどのような特徴があるのでしょうか?
日本人の笑いは、一般的に弱く、話の全体に笑いが分散しているようです。一方、英語を話す人々の場合には、笑いは話の切れ目に現れて、話を強調する役割があるようで、特定の部分に集中しているようです。そうした違いがあるため、日本人は英語を話す人々の笑いに、わざとらしさや押しつけがましさなどを感じるということです。ちょうど私がここでする笑いのように!ハハハ
では、逆に外国の人々は、日本人の笑いについてどのように感じているのでしょうか?
欧米人は、日本人が緊張したり当惑したりしたときに使う照れ隠しの笑いや愛想笑いなどを「ジャパニーズスマイル」と呼び、非常にあいまいで理解しづらい不愉快な笑いとしてとらえています。
日本人が自分のよくない感情を表すことによって相手を不快な気持ちにさせないために、自分の感情を必死に押し殺して無理して笑っているのに、それを見た欧米人がそれを不快に感じるのは、何とも理不尽なことだと思います。
では、日本人はどうすれば欧米人に誤解されないようになるのでしょうか?
ある研究者は、これからの日本人は、これまで日本の文化として引き継がれてきた「腹におさめる」や「顔に出さない」など、感情を「内に秘める」ことを美徳とせず、もっと自分の感情を相手に対して積極的に表すべきだと述べています。
私もこの意見に共感します。
日本人が住む地域が昔の村社会のように固定化していて、隣近所がみんな知り合いのような地域社会の中で通用したこれまでの日本人のコミュニケーションが、現代の流動的で多様化した社会の中では、通じなくなりつつあることを日本人は自覚する必要があると思います。
これまでは自分をよく知っている人が周りに多かったので、言わなくても十分に分かってもらえたのですが、今では自分の言いたいことや気持ちをある程度はっきりと相手に伝えないと分かってもらえないようになってきていると私は感じています。
それをよく伝えられるのが、笑顔であり、楽しさや喜びや表す笑いです。自分の気持ちをこらえてする愛想笑いなどの社交的な笑いはほどほどにして、もっとはっきりと素直に自分の楽しさや嬉しさを表現する笑いをもっともっと増やしていく必要があると私は思っています。ちょうど私のように。ハハハ
さあ、みなさん、今日も思いっきり笑って楽しい1日をおすごしください。ハハハ

2012年8月5日日曜日

笑いの種類


NHKラジオ第一放送の「朝の随想」で毎週金曜日午前7:40から8:00まで
の間に約4分間、自分が書いた随想を朗読している。先週の放送は、
以下のサイトで聞くことができる。下は、今週の放送の原稿である。

http://www.nhk.or.jp/niigata/program/b-det0003.html


笑いの種類

おはようございます。ハハハ 上越教育大学の田島です。ハハハ
ここで、いつも私は「ハハハ」としか笑いませんが、笑いには、恥ずかしそうな「ウフフ」という笑いとか、自慢げな「エヘヘ」という笑いとか、声は出さずただニヤニヤするだけの笑いとか、実はとても多くの種類の笑いがあります。
これらの笑いを分類する仕方にもいろいろありますが、ここでは三つに分ける分類法をご紹介します。
一つ目は、一般的な笑顔に象徴される楽しさや喜びの感情を表す「快の笑い」です。これは、快感を伴う自発的な笑いで、研究によれば、口が目よりも先に動く笑いだそうです。確かに、おかしくて吹き出すように笑うときなどにはそうなっている気がします。アハハ
二つ目は、相手をバカにしたように「ンン」と鼻で笑う「冷笑」や「苦笑」と呼ばれる笑いが含まれる「不快の笑い」です。これは、不快な感情が伴う自発的な笑いで、目が口よりも先に動くそうです。確かに試してみると、まず「しかめっ面」になっている気がします。ンン
三つ目は、初対面の人に会ったときなどに意識してする「愛想笑い」や「作り笑い」などが含まれる「社交の笑い」です。これは、快でも不快でもない中性的な感情が伴う意識的にする笑いで、目と口がほぼ同時に動くそうです。確かに、私がここでいつもやっている作り笑いは、そうなっている気がします。ハハハ
本当はいつも一つ目の「快の笑い」をみなさんにお伝えしたいと思って笑っているのですが、なかなかうまく笑えません。ハハハ まだまだ修行が足りません。ハハハ
でも毎日笑いヨガで作り笑いを練習していると、作り笑いがすぐに「快の笑い」に変化していくのが分かります。笑いヨガでは、この「快の笑い」を「本当の笑い」と呼んでいます。
笑いヨガを始めてから2年半以上たった今の私は、自分一人のときでも作り笑いを始めるとすぐに楽しくなったり喜びがあふれてきたりします。だから、苦しいときでも笑うと苦しい感情が消えて、幸せな気持ちになれるのです。
まだまだ完璧とは言えませんが、ストレスがたまりやすかった以前の私に比べたら格段によくなったと感じています。だからこそ、私はみなさんに自信を持って笑いヨガをお勧めできるのだと思います。
作り笑いから始めればいいのです。ハハハ
さあ、みなさん、今日もハハハと気軽に笑いながら楽しい1日をおすごしください。ハハハ